ニュース 電子 作成日:2012年9月13日_記事番号:T00039362
マザーボード市場は今年、ノートパソコンやタブレット型PCなどモバイル端末の人気やデスクトップPC低価格化による自作PCとの価格差縮小の影響を受け、出荷量が前年比5~10%減の7,000万台前後にとどまる恐れがあると業者は予測。華碩電脳(ASUS)や華擎科技(アスロック)が通年出荷目標の下方修正を決めているようだ。13日付蘋果日報が報じた。
ASUSは今年の出荷目標を当初の2,300万〜2,400万台から昨年の2,320万台と同水準の2,300万台に引き下げたとされる。しかし業者は、同社の上半期出荷が1,090万台、第3四半期予測は580万台であることから、目標達成には第4四半期に前期比12%増の650万台必要となるが、同期は例年前期を下回るため、目標達成は難しいとみている。
アスロックはもともと、今年の出荷目標を前年比約30%増の900万台としていたが、上半期が340万台だったことから、同約15%増の800万台余りに下方修正するもようだ。
一方、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)は上半期出荷が910~920万台だったことから、前年比約5~10%増、1,900万台の通年目標をキープしている。馬孟明・同社総経理は第3四半期出荷量を前期比10~15%増、証券会社は530万~540万台と予測しており、同社は通年目標を達成できそうだ。
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