ニュース 運輸 作成日:2012年9月14日_記事番号:T00039373
高雄市政府と台湾港務公司は13日、中国のアモイ港務控股集団と提携して「両岸(中台)フェリー経済区」を形成したいとの意向を表明した。台湾港務公司の蕭丁訓董事長によると、同社は既にアモイ港務控股と正式に提携意向書を交わしており、高雄を起点として香港、上海、アモイを結ぶフェリー経済圏を構築したいと語った。14日付工商時報が報じた。
台湾港務公司の蕭丁訓董事長(左)と高雄市の陳菊市長(右)は、経済区を形成することで高雄市に多くの投資を呼び込む意向だ(高雄市政府リリースより)
また台湾港務公司は、アモイ港務控股と提携関係にある世界的大手フェリー会社、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルの両岸(中台)フェリー経済区への誘致を目指している。
なお高雄市では港湾都市としての総合開発計画「亜洲新湾区」が進められているが、そのうちの一つ「高雄国際旅運センター」の建設は、現在建築許可を申請中で間もなく入札が行われ、11月にも着工できる見通しだ。同センターには5,400人の旅客と2,400人の船員を搭載できる22万5,000トンクラスの大型フェリーが同時に2隻停泊可能な施設が整備される予定だ。
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