ニュース 電子 作成日:2012年9月14日_記事番号:T00039382
14日付経済日報によると、このほど新型スマートフォン「iPhone5」を発表したアップルが、同製品向けデジタルカメラ用レンズ供給を確保するため、大立光電(ラーガン・プレシジョン)のすべての生産能力を今年いっぱい押さえており、同社に対し今後3カ月は新たな受注を控えるよう要求しているという。業界関係者によると、受注を分け合っていた玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル)の歩留まり率が悪いことを受け、欠品を懸念したアップルがラーガンへの発注を拡大したとみられる。これに対しラーガンは13日、「市場の観測についてはコメントしない」と回答した。
ラーガンは8月連結売上高が前月比30%増の15億3,400万台湾元(約40億円)で過去2番目の高水準となるなど、予測を大きく上回っていた。また、同社は業績説明会上で、「第3四半期を非常に楽観視している」と明かしており、これはアップルの受注が拡大したことが背景にあるとみられている。
証券会社は、ラーガンが9月、第4四半期ともに連結売上高で過去最高を更新すると予測している。
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