ニュース 電子 作成日:2012年9月14日_記事番号:T00039385
宏碁(エイサー)は13日、OS(基本ソフト)に中国の電子商取引サイト最大手、阿里巴巴(アリババ)が開発した「阿里雲」採用スマートフォンの中国発売に関する記者会見を上海で行う予定だったが、開始30分前に中止となった。これに対しアリババは同日夜、「われわれのパートナー(エイサー)がグーグルから圧力を受けたことによりイベントが中止に追い込まれた」とコメントした。14日付聯合報が報じた。
エイサーとアリババは記者会見に150を超えるマスコミを招待していたが、突然の中止に現場では釈然としない雰囲気が漂った(13日=中央社)
アリババによると、グーグルはエイサーに対し、阿里雲を採用すればアンドロイドOSのライセンス供与を取り消すと通達したという。エイサーは今回の新製品投入を皮切りに中国におけるスマートフォン事業の立て直しを図る方針だったため、今後の展開に影響が出そうだ。
なおエイサーは会見中止について、「内部的な要素が原因で、取りやめたのではなく延期だ」と強調した。
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