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エイサー、簡易型パソコンに参入意欲


ニュース 電子 作成日:2007年11月23日_記事番号:T00003939

エイサー、簡易型パソコンに参入意欲

 
 宏碁(エイサー)の林顕郎台湾区総経理は22日、エイサーのイメージキャラクター、ニューヨーク・ヤンキースの王建民投手が出席した記者会見上で、「依然簡易型パソコンには関心を持っており、適当な時期に参入する」と語った。ただ、来年ノートブック型パソコンは1億2,000万台の成長が見込まれ、現段階ではノートPCがエイサーの主力であることに変わりはないとの考えを示した。

 エイサーでは、これまで華碩電脳(ASUS)の「EeePC」に対し、王振堂董事長が「人気が3カ月持つかどうか分からない」と発言するなど無関心を装ってきたが、実際は社内で同様の簡易型パソコンに参入するかどうか何度も議論を重ねている。林総経理自身も「EeePC」発売当日に3台購入して使用したという。

 林総経は、「たとえ『EeePC』が380万台売れたとしてもノートPC全体から見ればほんのわずかだ」と語りながらも、「市場が成熟すればエイサーも機会を逃さない」と将来の参入を否定しなかった。23日付工商時報が報じた。