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台北MRT新荘線、9月中にも忠孝新生~古亭間開通


ニュース 運輸 作成日:2012年9月17日_記事番号:T00039399

台北MRT新荘線、9月中にも忠孝新生~古亭間開通

 台北の都市交通システム(MRT)新荘線の新駅、東門駅の点検作業が15日に完了した。早ければ9月末にも忠孝新生~古亭間が開通する見通しで、新荘線(輔大駅・新北市新荘区~忠孝新生)と中和線(古亭~南勢角)が1本につながる。16日付自由時報が報じた。

 新荘線の忠孝新生~古亭間開通は、1日延べ56万人が乗り降りする台北駅の混雑緩和が目的で、今後、中和線利用者は台北駅に向かう場合、古亭駅で淡水・新店線への乗り換えが必要になる。

 忠孝新生~古亭駅の中間に位置する東門駅は、「永康街」商圏(台北市大安区)に近い。マンゴーかき氷で有名なデザート店、「氷館(アイスモンスター、移転前は永康15)」が5月に東区商圏に移転し、永康街商圏は客足が落ちていた。同路線の開通後は、駅周辺にアップル旗艦店や、大手旅行会社の雄獅旅遊(ライオントラベル)、通信キャリアの台湾大哥大(タイワン・モバイル)など大型店舗の新規出店が相次ぐため、活性化が期待されている。

 不動産仲介大手の住商不動産は、永康街商圏の中古アパート・マンション価格は現在の1坪当たり95万~100万台湾元(約250万~270万元)から1割上昇すると予測している。