ニュース 建設 作成日:2012年9月17日_記事番号:T00039402
花蓮県政府がこのほど、67億台湾元(約180億円)を投じて国際レベルのオートレースが開催できるサーキット、および35億元を投じて劇場2カ所を建設するとの計画を発表し、環境保護団体や研究者から「花蓮県が誇る自然環境を破壊する」などと反対の声が上がっており、地元住民の意見も両極端に分かれているようだ。16日付蘋果日報などが報じた。
同サーキットは花蓮県鳳林鎮にある環保科技園区周辺に建設する計画で、専門家からは「建設予定地は良田が広がっており、サーキット運営に失敗した場合、貴重な良田を回復できない」、「欧州やアジアにおけるオートレース産業は下火で、予算を無駄遣いいすべきではない」などとの批判が出ている。
七星潭海岸風景特定区に建設予定の劇場についても、「優れた施設があっても相応なソフトウエアがなければ命がないに等しい」として国際レベルの劇団を育成することが先決との意見が示されている。
なお同県が発表した「花蓮県総合発展実施プラン」は、10年で400億元を投じるもので、最初の4年間で243億5,000万元の予算を計上しており、そのうち観光施設の建設が52%を占める一方、医療、教育、原住民向け予算はそれぞれわずか2〜3%にとどまっている。
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