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自費負担の医薬品急騰、消費者団体が批判


ニュース 医薬 作成日:2012年9月17日_記事番号:T00039403

自費負担の医薬品急騰、消費者団体が批判

 保険給付の対象とはならないカルシウム錠剤、かん腸液など自費負担の医薬品価格が上昇し、消費者団体から批判の声が上がっていることから、行政院衛生署、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)も状況把握に乗り出した。16日付蘋果日報が伝えた。

 例えば、カルシウム錠剤は以前の1錠2台湾元から3元(約8円)に値上がりし、骨粗しょう症などでカルシウム錠剤を長期服用する患者からは「高くて買えない」との声が上がっている。

 製薬会社は原材料コストの上昇を値上げ理由として挙げているが、中華民国消費者文教基金会(消基会)の蘇錦霞董事長は「原材料がそれほど上昇したというのか。ひどすぎる」と語った。

 衛生署食品薬物管理局の康照洲局長は「状況把握に努める。もしカルテル行為があれば、公平会への告発も辞さない」と述べた。