ニュース 医薬 作成日:2012年9月17日_記事番号:T00039403
保険給付の対象とはならないカルシウム錠剤、かん腸液など自費負担の医薬品価格が上昇し、消費者団体から批判の声が上がっていることから、行政院衛生署、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)も状況把握に乗り出した。16日付蘋果日報が伝えた。
例えば、カルシウム錠剤は以前の1錠2台湾元から3元(約8円)に値上がりし、骨粗しょう症などでカルシウム錠剤を長期服用する患者からは「高くて買えない」との声が上がっている。
製薬会社は原材料コストの上昇を値上げ理由として挙げているが、中華民国消費者文教基金会(消基会)の蘇錦霞董事長は「原材料がそれほど上昇したというのか。ひどすぎる」と語った。
衛生署食品薬物管理局の康照洲局長は「状況把握に努める。もしカルテル行為があれば、公平会への告発も辞さない」と述べた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722