ニュース 電子 作成日:2012年9月17日_記事番号:T00039409
宏碁(エイサー)の王振堂董事長は外電とのインタビューで、今後も低価格ノートパソコン(ネットブック)の販売を継続する考えを明らかにした。15日付工商時報が報じた。
王董事長は、新興市場での需要増が望めるほか、先進国での販売台数もこれまで新興国を下回ったことがなく、依然商品を交換できるためと、ネットブックを続ける意図を説明した。
市場では、華碩電脳(ASUS)が「Eee PC」シリーズの生産を第4四半期で停止する意向を表明したことから、エイサーも撤退する可能性があるとの観測が出ていた。
市場調査会社IDCによると、ネットブックの今年の世界年間市場規模は1,500万~1,600万台。ASUSなど大手PCメーカーの市場撤退に伴い、今後同市場ではエイサーがシェアを独占する可能性もある。
なお、ネットブックの上半期世界出荷台数は891万3,000台で、首位エイサーの市場シェアは26.2%、ASUSは2位で22.6%だった。
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