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住民投票問題で戒厳令発令?陳総統が失言


ニュース 政治 作成日:2007年11月26日_記事番号:T00003942

住民投票問題で戒厳令発令?陳総統が失言


 陳水扁総統は25日夜、台北県で選挙応援演説に立ち、来年の立法委員選挙と総統選挙で同時に行われる住民投票で、国民党など野党が首長を務める18県市が、中央選挙委員会(中選会)の決定に反して住民投票と選挙を別々に行う方針を示していることへの対策として、「戒厳令の発令」、「別途実施の場合は選挙そのものを無効にする」、「立法委員選の延期」、「『問題のある』選挙管理委員の交代」などの提言を受けたと明かし、これらについて「真剣に受け止め、検討中だ」と語った。

 この過激な発言を各メディアは一斉に批判。郭素春国民党立法院党団(議員団)は、「狂人の狂った発言」と非難した。

 あわてた陳総統は26日午前、「任期中に戒厳令を出すことは絶対にない。民主主義の道を後戻りはしない」と発言し、火消しに努めた。