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斜面地開発、受益者負担金下限を下方修正


ニュース 建設 作成日:2007年11月26日_記事番号:T00003952

斜面地開発、受益者負担金下限を下方修正



 山の斜面の開発利用に対し、利益に応じて納める「回饋金(受益者負担金)」の下限が6%からさらに半分に下方修正される。域内各地の山間の斜面地に保養所やゴルフ場などのレジャー施設建設を計画する業者の意欲を刺激するとみられる。

 行政院農業委員会(農委会)が近日中に行政院への提出を予定している「山坡地開発利用回饋金?交?法修正案」では、「回饋金」の計算比率が従来の6%から3~12%へ、下限が半分に引き下げられる。

 ただ、建物やゴルフ場など各種開発に対してどの程度の比率を採用するかの権限は地方政府に委ねられており、山間部での開発は環境保護団体から抗議を受けやすいため、「回饋金」の比率は低く設定しにくいという。業者側も「回饋金」の修正よりも法律の緩和や審査の簡略化を望んでいるようだ。24日付工商時報が報じた。