ニュース 社会 作成日:2012年9月24日_記事番号:T00039522
聯合報がこのほど2万人以上を対象に行った調査によると、「過去1週間以内にドライバーによる交通違反を目撃した」という設問に対し、66%が「はい」と回答した。1週間のうち、3人に2人が交通違反を目撃していることになる。台湾のドライバーが歩行者優先無視、スピード違反、信号無視など交通規則を守らないことは、日本の外務省や米国、カナダ政府が渡航者に対し注意を喚起しているように世界でも知られた悪習だが、統計によって証明された形だ。
各県市別に見てみると、上位から▽新北市、71%▽台中市、71%▽桃園県、71%▽高雄市、69%▽台北市、67%──と、都市部でドライバーによる交通違反が目撃される確率が高いようだ。
一方、「過去1週間以内に歩行者による交通違反を目撃した」という設問に対しても、台湾全体で64%が「はい」と回答しており交通違反はドライバーに限られた問題ではないことが分かる。ちなみに違反の内容は▽信号無視、40%▽禁止箇所での道路横断、36%──が多かった。
なお県市別ワースト3は▽新北市、70%▽基隆市、70%▽嘉義市、67%──で新北市が「2冠」を達成した。
台湾を訪れる外国人観光客からは、都市交通システム(MRT)やエスカレーターなど譲り合い精神を見せる台湾人の親切な態度を賞賛する声が上がるが、一歩地下から出ると様相が一変し「現実」に引き戻される。
最近では台湾でもこうした交通事情を改善しようと様々な取り組みが行われているようだが、昨年の交通事故死者数は2,117人で過去10年間と大きな変化は見られなかった。
交通事故は被害者はもちろん、加害者の人生も大きく狂わせる。ちょっとした出来心がどれほど重大な結果を引き起こすか、十分に周知すべきだろう。
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