ニュース 社会 作成日:2012年9月25日_記事番号:T00039545
台北市敦煌路にある寺院「北苑母霊宮」で最近、「万病に効く」という奇妙な治療方法が話題を呼んでおり、毎日数十人が診療を受けに訪れている。
この治療を行っているのは同寺院の主、荘万賀さんで、その奇妙な療法というのは足で患部を踏みつけるというもの。荘さんによると、ある日突然、伝説の女仙人「西王母(王母娘娘)」からお告げを受け、この療法を伝授されたという。
ただ当然ながら、こうした療法に疑問を持つ人もいる。この寺院で診療を受けた患者を知る人物が蘋果日報に投書した内容によると、「踏みつけ治療」には300台湾元の費用がかかる上、診療後に必ず、何が入っているか分からない1杯300元の「青汁」を「がんに効く」と言って飲まされるそうだ。この青汁を飲んだ後、その知人はおう吐と下痢に襲われ、全身にアレルギー反応が出たが、荘さんは「毒素を排出した」と主張したという。
この投書を受け、蘋果日報の女性記者がさっそく、腰痛を装ってこの寺院に潜入調査を敢行した。
荘さんは女性記者に、マットレスの上にうつ伏せに寝るよう指示し、「悪い気がたまっている」などと言いながら肩、腰と足で踏みつけていった。その後、なぜか仰向けになるよう指示し、今度はその胸を30秒ほど踏んだ。記者がなぜ胸を踏んだのかと聞くと「踏まないと乳がんかどうか分からないから」と答えたそうだ。
なお、記者も治療後に青汁を飲まされたが。飲んだ直後から気分が悪くなり約30分後にがまんできずおう吐したという。
この踏みつけ治療に対し医師は、一歩間違えば骨折や内臓破裂につながると警告。また荘さんは漢方医の免許を持っているかとの質問に「答える必要はない」と語っているが、台北市衛生局は「民俗療法は効果をうたってはならず、違反した場合5万〜25万元の罰金が科される」と指摘している。
ちなみに専門家によると、例の青汁は600グラム40〜50元程度の珍しくない植物が原料だそうだ。
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