ニュース その他分野 作成日:2012年9月25日_記事番号:T00039570
施顔祥経済部長は24日、9月前半の輸出総額の伸び幅が10%を超えたと明らかにし、9月全体でプラス成長に転じる可能性が高く、輸出減退は底を打ったとの認識を示した。中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休や欧米のクリスマスシーズンを前に、3月から6カ月間続いていたマイナス成長から抜け出せる見通しとなった。25日付工商時報などが報じた。

施経済部長の発言は、立法院経済委員会で経済成長率引き上げの具体策を問う質問に対して行ったもの。施経済部長は、9月前半の輸出総額の高成長を市民にも実感してほしいとも述べた。
関係者は、台湾の輸出の主力の電子製品が既に8月にプラス成長に転じており、9月前半もけん引したと指摘した。
9月成長率、5%以上
経済部国際貿易局(国貿局)は、9月輸出総額の前年同月比成長率は少なくとも5%に上るとみている。その根拠として、▽比較対象となる昨年9月は、欧州債務危機の広がりで輸出不振だった▽世界景気はL字型に近いが徐々に上向いており、不透明感が漂う中でも貿易環境に若干の改善が見られる──の2点を挙げた。
関係者は、台湾の輸出は電子製品の割合がアジアの近隣諸国・地域と比べても高く、世界景気の影響を受けやすいため、景気が良ければ他国・地域より先に良くなり、景気が悪ければ先に悪くなる傾向があると分析。従来型産業にも支えられている韓国の輸出総額は、8月に前年同月比6.2%減まで悪化したが、台湾の輸出総額は7月の同11%減から8月には同4.2%減まで縮小したと指摘し、景気回復に向かっているとの見方の裏付けを示した。
通年プラス成長は困難
財政部関係者も、輸出減退は底を打った感があり、9月輸出総額は同5%以上伸びると予測している。ただ、通年でプラス成長に転じるには今後毎月16%以上の成長が必要で、実現の可能性は高くないと語った。
【図】
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722