ニュース 運輸 作成日:2012年9月26日_記事番号:T00039595
台北都市交通システム(MRT)新荘線の忠孝新生~古亭間が今月30日に開通することが、郝龍斌台北市長によって25日発表された。同区間の開通で、中和線(南勢角~古亭)と新荘・蘆洲線(輔大・蘆洲~古亭)が直通運転となり、台北駅の利用者1日25万人のうち5万人が同路線に転じると予想され、混雑緩和が期待される。26日付中国時報などが報じた。

混乱を防ぐため、主要駅には乗客の質問に答える「乗換達人」100人を配置する(台北大衆捷運リリースより)
忠孝新生と古亭を結ぶ新区間では、台北市の金山南路と永康街の交差点付近に新駅・東門駅が誕生する。
美食で有名な永康街は、最寄り駅ができることで新区間開通で最も恩恵を受ける見通しだ。「永康牛肉麺館」や「東門餃子館」など商圏の飲食店62店は、各店で割引を受けられるガイドマップ(今月29日から1カ月間有効)を共同で作成し、客の呼び込みを図る。永康街はマンゴーかき氷の人気店「氷館」が移転して以降、客足が落ちており、東門駅誕生を活気を取り戻すチャンスと受け止めている。
なお、東門駅周辺には、乗客の利便性向上のため、自転車置き場52台分、バイク駐車場37台分、自動車の一時停車スペース3台分、タクシー待合スペース4台分が増設された。台北市のレンタサイクル、「YouBike(微笑単車)」の貸出所も設置された。

悠遊カードで1カ月無料
中和線では現在、6〜8分に1本が運行されているが、忠孝新生~古亭開通後は「南勢角~輔大」、「南勢角~蘆洲」の新荘・蘆洲線直通電車が3~4分に1本の間隔で運行されるようになる。中和線沿線の住民は今後、忠孝新生で板南線(府中〜南港展覧館)に乗り換えれば、5元ほど安い運賃で3駅分速く、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)忠孝館などが立ち並ぶ繁華街、東区商圏に行けるようになる。
台北MRTの運賃支払いなどに使えるICカード、悠遊カード(イージーカード)利用者は10月29日までの1カ月間、新区間の運賃が無料となる。同期間に延べ600万人が総額2,100万台湾元(約5,600万円)の恩恵を受けると予想される。
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