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台電とIPPの交渉決裂、民事訴訟へ


ニュース 公益 作成日:2012年9月27日_記事番号:T00039606

台電とIPPの交渉決裂、民事訴訟へ

 台湾電力(台電)が独立系発電業者(IPP)からの電力買い取り価格の引き下げを求めている問題で、経済部能源局(エネルギー局)は26日、台電とIPP4社との3カ月にわたる交渉調停を断念した。経済部の杜紫軍常務次長(次官)は、台電が2週間以内に関連文書を整え、4社を相手取り、民事訴訟を起こす方針であることを明らかにした。27日付自由時報が伝えた。


税務調査などの手段でIPPの譲歩を引き出せばいいとする立法委員の助言について、杜紫軍常務次長(中)は「聞いている」とのみ答え、訴訟の方針などは語らなかった(26日=中央社)

 提訴対象のIPP4社には、東京電力が出資する森霸電力、星能電力(スターエネルギーパワー)、星元電力(スターバックパワー)が含まれる。

 能源局は26日、台電とIPPの第4回調停会合を開いたが、IPPは「背任に当たる」「董事会の議決を経ていない」などとして、引き下げを拒否する姿勢を崩さず、協議は最終的に決裂した。

 台電は「IPPは信頼と社会的責任を無視し、契約の改定を拒んでいるため、やむを得ず提訴することにした。IPPに有利となる仲裁は選択しない」との声明を発表した。

 杜次長は「IPPは交渉を要求するだけで、具体的な案を示さず、調停内容も受け入れない。経済部としてはIPPが故意に交渉を引き延ばしていると判断した。交渉を引き延ばすほどIPPには利益となる。極めて不適切な行為だ」と批判した。