ニュース 石油・化学 作成日:2012年9月27日_記事番号:T00039613
南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)のエチレングリコール(EG)第4工場(雲林県、年産能力72万トン)で26日、火災が発生した。同県政府に操業停止を命じられたものの被害は少なく、設備を修復し検査で問題がなければすぐに再稼働できる見込みだ。市場では、大気汚染問題がなければ1週間以内に再稼働できるとみられている。27日付経済日報が報じた。
火災の原因について南亜プラの主管は、気体熱交換器からエチレンとメタンの混合気体が少量漏れて引火したと説明した。火は30分で消し止められ、また混合気体に毒性はなく、大気汚染の心配もないという。
現在需要が好調なEG市場では、中東の年産70万および75万トンのEG工場が操業停止中で、さらに今回の南亜プラ工場が稼働停止したことにより、供給不足の懸念から短期内に価格が上昇すると予測されている。
これに対して南亜プラの主管は、「安全検査のため操業停止していた年産36万トンの第3工場が10月初めに再稼働できる見通しで、在庫もあるため出荷量には影響しない」と述べた。
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