ニュース 社会 作成日:2012年9月28日_記事番号:T00039623
不景気が続く一方で、サラリーパーソンの給与は上がらず生活が厳しさを増す中、このほど公表された馬英九総統の資産データによると、総統は毎月40万台湾元を貯金していることが明らかとなり、「これでは不景気を実感できるはずもない」、「税金を使って貯金を増やしている」などと不満の声が上がっている。
監察院が27日に発表した馬総統と周美青夫人の貯金額は計7,761万5,028元で、昨年11月に比べ約390万元増えていた。総統の月給は47万6,000元で、8カ月間の貯金増加額から1.5カ月分の春節ボーナス(年終奨金)を差し引くと、毎月40万元増えていることになる。
そんな馬総統に風当たりが強くなる背景には、総統が約400万元も資産を増やしたこの間、第2四半期にGDP(域内総生産)成長率がマイナスに落ち込んだほか、失業率も4月以降上昇を続けるなど台湾経済が悪化したことがある。
また馬総統は1期目に「633公約(経済成長率6%、1人当たりの国民所得3万米ドル、失業率3%以下)」の目標を掲げ、「達成できなければ給与を半分寄付する」と発言したが、昨年公約が達成できなかったと認めた後も給与の寄付は実行しておらず、これに対しても厳しい批判が向けられている。
このため「毎月の貯金40万元」に対する市民の感想の中には「政策の成果から言うと最低賃金ももらう資格はない」や、「自分だけでなく、一般市民の生活も良くしてほしい」などといった声も多く聞かれる。
なお、国民党関係者によると、馬総統の生活は質素であまりお金を使わず、貯金以外の財テクも行っていないそうだ。激務の総統がそれなりの給与をもらうのは致し方ないが、不景気で消費が落ち込む中、あまり貯め込まずにショッピングでも楽しんでみてはいかがだろうか。
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