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中国産上海ガニ、6年ぶりに輸入再開


ニュース 農林水産 作成日:2012年10月1日_記事番号:T00039655

中国産上海ガニ、6年ぶりに輸入再開

 中国産の上海ガニが6年ぶりに台湾に輸入され、近くレストランや量販店の店頭に並ぶ見通しだ。1日付蘋果日報が報じた。

 行政院衛生署食品薬物管理局によると、遼寧省、江蘇省、湖北省から先週7件(総量6,685キログラム)の輸入通関申告があり、うち5件が既に通過した。残り2件も検査を通過次第、市場に出回る。

 輸入業者によると、価格は6年前に比べ5割高いが、重さ約250グラムで約650台湾元(約1,700円)と、1,000元以上する台湾産より安い。


苗栗県産の上海ガニ。低価格の中国産に味と品質で勝負する(中央社)

 香格里拉遠東国際大飯店(シャングリ・ラ・ファーイースタン・プラザホテル)は太湖(江蘇省南部と浙江省北部の境界にある大きな湖)産を仕入れ、今月12日から3,600元からのコース料理で提供する予定だ。量販店最大手のカルフール(家楽福)は、早ければ今週中にも発売する。

 中国産上海ガニの輸入は、2006年に発がん性物質のニトロフラン代謝物が検出されたため行政院衛生署が検疫を厳格化していた。