ニュース 社会 作成日:2012年10月2日_記事番号:T00039674
かつて自身の命を救ってもらった人が感謝の意を示すため、あるいは企業や宗教団体が社会貢献として、1台約185万台湾元の救急車を寄贈したいとの申し入れが増えており、寄贈の実現に順番待ちの列ができている。
台南市の薬剤師、李国財さんはかつて交通事故で脊椎(せきつい)を損傷する大けがを負ったが、速やかに救急車が駆け付けたため一命を取り留めた。これに感激した李さんは退院後、同市消防局に救急車を1台寄贈したいと考え、家族で募金活動を行った。
ただ、救急車は6年以上使用して交換することになっているため、寄贈の受付が少なく、昨年は屏東と宜蘭でしか需要がなかった。しかし李さんはどうしても台南市に寄贈したいと考え、交換時期が来るのを1年以上待ち、今年8月にようやく希望をかなえた。
また新竹市清泉寺の尼僧・釈専慈さんとその信徒は、これまで4台の救急車を新竹県市、苗栗県の消防局に寄贈している。釈さんは「寺の名前が入った救急車が活動している姿を見るたびに形容しがたい喜びを感じる」と語っている。
同様に救急車寄贈の意向を持つ人は多いようで、嘉義市消防局は来年末に新たな分隊を開設予定だが、既に寄贈の申し入れが複数あるほか、再来年に分隊を開設予定の新竹市消防局でも、早くもある企業が救急車寄贈を「予約」しているという。さらに新竹市では「3年待ち」の状態だ。
また台中市消防局は、「今年だけで5人の市民から救急車寄贈の申し出を受けたが、当局は現在20台以上保有しており、十分間に合っているため丁重に断った」としている。
なお現在6人の希望者が「寄贈待ち」となっている台南市消防局は、「消防車の寄贈に変更できないか」と提案しているが、救急車への思い入れは強いようで、順番を待つとの意向が示されているそうだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722