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壱電視、年代電視の練董事長が買収へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年10月2日_記事番号:T00039681

壱電視、年代電視の練董事長が買収へ

 香港系メディア大手の壱伝媒(ネクスト・メディア)は1日、インターネットテレビ「壱電視(ネクストTV)」の事業を年代電視の練台生董事長に売却すると社内向けに発表した。契約は1カ月以内に結ばれ、経営権移転は来年1月の予定だ。練董事長は個人名義で壱電視を買収する。2日付自由時報が伝えた。

 これに伴い、壱電視のビデオ・オン・デマンド(VOD)、「壱網楽(ネクストVOD)」のサービスは今月31日で終了となる。ニュースチャンネル(新聞台)、映画チャンネル(電影台)、総合チャンネル(綜合台)の放送は継続される。

 壱電視は2010年12月に正式開局したが、国家通訊伝播委員会(NCC)による認可手続きの遅れ、既存メディアによるケーブルテレビ(CATV)への配信妨害などで苦戦していた。

 壱伝媒は「VODサービスの終了は事業体の今後について、徹底した検討を行った結果だ。主流メディアのCATVでの放送ができない以上、既存メディアとの合併が最善だ」と説明した。

504人を解雇

 一方、壱電視売却と同時に、壱伝媒電視広播と壱多媒体娯楽服務の2社は1日、それぞれ990人中300人、256人中204人、計504人の解雇を発表した。台北市労工局は、大量解雇時に際し、監督機関に60日前に通知するとの法律上の規定に違反している疑いがあるとみて、調査を進める方針を明らかにした。

 壱伝媒の黎智英(ジミー・ライ)会長は「テレビ事業は失敗した。私に後悔はないが、私の過ちで3年の貴重な青春を無駄にさせてしまった。申し訳ないとしか言えない」とするメッセージを従業員に携帯電話のメールで送った。


3年務めて解雇された従業員には月給の6カ月分近くが支払われるという(1日=中央社)