ニュース 電子 作成日:2012年10月3日_記事番号:T00039725
3日付経済日報などによると、DRAMメーカーの茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は、経営困難を理由に、中部科学工業園区(中科)、新竹科学工業園区(竹科)の従業員合わせて約1,300人余りを10月19日から順次解雇する。これに先駆け7月にも488人を削減して生産をほぼ停止している。今後、会社更生手続に従って中科の12インチウエハー工場を売却し、工場を持たないIC設計会社に転換する方向だ。

プロモスは2日、合作金庫商業銀行と台湾銀行が提出した更生計画案が新竹地方法院(地裁)に認められたと発表した。ファブレスのIC設計会社への転換に向けて余剰人員を解雇し、労働基準法に従って解雇手当を支給すると表明したが人数は明らかにしなかった。
売却する12インチ工場は、台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)、グローバルファウンドリーズが購入に関心を持っているとされ、価値は100億元以上とみられているが、それでもプロモスは債務570億元を完済することはできない。
プロモスは、2011年の純損失が195億4,500万台湾元(約520億円)に上った。債務超過で今年3月末で店頭市場の上場廃止となり、取引銀行が4月末に提出した更生計画案がこのほど認められた。
同社は今年第1四半期から財務諸表を公表していない。売上高は毎月4億元を超えており、8月は前年同月比28%減の4億7,600万元だった。1~8月累計は32億2,000万元で、前年同期比60.81%減少した。
ヒューガもリストラか
中科管理局によると、プロモスの大規模解雇は中科に進出する企業で過去最大の規模だ。陳銘煌副局長は同日、プロモスが9月中旬に大規模解雇計画を申請していたと明かし、同局は失業手当の受給や再就職支援など解雇される従業員の権益保護に全力を尽くすと語った。
中科では発光ダイオード(LED)メーカーの広鎵光電(ヒューガ・オプトテック)でも人員削減がありそうだ。先月28日に同社を完全子会社としたLED最大手、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長は先日、ヒューガに技術供与、特許支援を行い業績効率と良品率を向上させると同時に人事を見直し、適当な人数に削減する可能性があると語っていた。経済日報は、ヒューガに確認は取れなかったが、主管機関に届け出る大規模解雇ならば通常2割以上だと指摘した。
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