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エビに刺されて死亡、恐怖の「人食いバクテリア」


ニュース 社会 作成日:2012年10月4日_記事番号:T00039727

エビに刺されて死亡、恐怖の「人食いバクテリア」

 このほど台中市で、市場で買ってきた生きたエビを調理していた女性(59歳)が、そのトゲに刺されたことが原因で死亡するという悲劇が起きた。

 この女性は8月28日、買ってきたエビを自宅で調理しようとしたところ、エビが跳ねて床に落ちたため拾い上げようとしたが、再びエビが跳ね、右ふくらはぎの辺りをトゲで刺されてしまった。大したことはないと考えたのか、女性はヨードチンキを塗って料理を続けた。

 しかし翌日午前2時ごろ、刺された個所が硬貨の大きさほどに腫れ上がり、痛みも耐え難くなったため、家族に連れられ澄清医院中港分院に駆け込んだ。診察の結果、日本で「人食いバクテリア」とも呼ばれる細菌、ビブリオ・バルニフィカスに感染していることが分かり、医師は感染の拡大を食い止めるため女性の右足を切断した。しかしそれでも病状の悪化は止まらず、先月18日に台中栄民総医院に転院したものの、1日に死亡した。

 医師によるとこの細菌は、魚のうろこを取る際や生ガキを調理する際、海産物を生で食する際に感染する可能性があり、健康な者であれば、傷口が腫れる程度で2日もたてば完治するという。しかし肝機能不全や肝硬変を患っている場合は非常に危険性が高く、四肢の腫れと痛み、全身に敗血症を引き起こし、高い熱を伴って急速に病状が悪化、毒素性ショック症候群を併発する場合もあるという。

 このため医師は、肝機能不全や肝硬変患者は、消毒されていない海や川、池の水に触れないように注意し、感染が疑われる場合はただちに病院へ行くよう提言している。