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外貨預金残高、過去最高の2.04兆元に


ニュース 金融 作成日:2007年11月27日_記事番号:T00003973

外貨預金残高、過去最高の2.04兆元に

 
 中央銀行の統計によると、域内主要金融機関の外貨預金残高が、10月末時点で2兆471億台湾元(約6兆8,020億円)となり、過去最高だった9月からさらに244億元増加した。

 中銀は資金の流出を防ぐため、6月22日から外貨預金準備率を0.125%から5%へと大幅に引き上げ、各銀行は相次いで外貨預金利率を引き下げた。しかし中銀の統計では、主要金融機関の外貨預金残高は7月に2兆元を割ったものの、9月からは再び2兆円を回復し、10月は史上最高額をさらに伸ばした。

 中銀では、一般の預金者が、ユーロ、ポンド、オーストラリアドルなど対米ドル相場が大幅に上昇し高収益が望める通貨で預金を行っているため、外貨預金残高が増え続けていると分析する。27日付聯合報が報じた。