ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ETF、シンガポールと相互上場へ


ニュース 金融 作成日:2007年11月27日_記事番号:T00003976

ETF、シンガポールと相互上場へ

 
 台湾店頭市場(OTC)の呂東英董事長は26日、株価指数連動型上場投資信託(ETF)を台湾とシンガポールで来年2月にも相互上場させる方針を明らかにした。投資資金の流出を防ぐことが狙いで、当初は「台湾50ETF」「ストレーツタイムズ指数ETF」の相互上場を目指す。呂董事長は「資金を台湾にとどめるには、ETFが最善の方法だ」と指摘した。27日付工商時報が伝えた。

 一方、シンガポール取引所(SGX)は「この種のオフショア商品の上場は、投資家に多様な選択を与えるもので歓迎する」と述べた。ETF上場は証券会社を通じて行うため、取引所間で特別な覚書などは結ばない。

 台湾では、3月には半導体関連のETFの上場も計画されており、その後は半年ごとに新商品の上場を進める。香港とのETF相互上場も進める構えだが、中台関係も絡むため、協議は進んでいない。