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衣蝶百貨の売却、予定価格下回り入札不成立


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年11月27日_記事番号:T00003977

衣蝶百貨の売却、予定価格下回り入札不成立

 
 衣蝶百貨(イデー)の事業譲渡に向けた入札が26日行われ、化繊メーカーの新光合成繊維が7億5,000万台湾元(約25億円)で応札した。しかし、親会社の力霸企業が設定した落札予定価格の18億元を大きく下回ったため、入札は不成立となった。27日付経済日報が伝えた。

 資産売却を急ぎたい力霸企業は、29日に臨時株主総会を開き、新光合繊の提示条件を受け入れるかどうか協議する。株主総会で売却が認められなかった場合には、再入札を実施する予定だ。新光合繊は再入札への参加について、「検討を待たないと何も言えない」としている。

 新光合繊の呉東昇董事長は、化繊業以外に異業種への進出を図る姿勢を示している。衣蝶百貨の広報担当者は「入札は流れたが、新光合繊による買収機会がなくなったわけではない」と述べた。