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理不尽な「最低消費額」設定、飲食店に不満殺到


ニュース 社会 作成日:2012年10月8日_記事番号:T00039777

理不尽な「最低消費額」設定、飲食店に不満殺到

 不景気が続く中、少しでも出費を減らしたい消費者から、レストランが来店者数などに応じて設定し、注文金額が達していなくても支払いを求める「最低消費額」に納得できないと不満の声が上がっている。

 こうした不満は悪徳業者だけでなく、有名店にも及んでおり、ハニートーストでその名が知られるようになったレストラン「Dazzling Cafe」もやり玉に挙がっている。

 蘋果日報に投書したある市民によると、台北市信義区の新光三越百貨内にある同レストランに一家4人で入り、メイン料理3品で総額1,000台湾元近くを注文したのに、ウエーターから「最低消費にはドリンクの注文が必要」との説明を受けた。「メイン料理だけで最低消費をクリアできないのはおかしい」と抗議したが、ウエイターからは「当店の規則ですので」と冷ややかな返事が。

 そこで同紙記者が実際にDazzling Cafeへ赴いて確かめるとやはり同様の説明を受けた。しかも、前菜とパスタなどを注文すれば、指定のドリンクを50元で追加できるが、ハニートーストを頼んだ場合、ドリンクの注文には90〜160元かかる。

 また桃園県のある有名な日本料理店では、手ごろな価格の丼ものや定食類を頼んだ場合だけでなく、これら以外で注文が1,000元を超えなければクレジットカードで支払いができない。店側は「カード払いなら銀行に手数料が取られる。物価が上昇する中、仕方がない」と説明している。

 このほか「馬辣」、「鍋喜」、「満堂紅」といった有名火鍋(鍋料理)店では一人客に追加料金100元を求めるという。店側は「鍋に使うスープの量が多いためで、メニューにはっきり書いている」と強調している。

 店側も不景気を乗り切ろうと必死のようだが、行政院消費者保護委員会(消保会)は、「消費者に対し十分な説明がなければ違法だ」と警告している。