ニュース 社会 作成日:2012年10月9日_記事番号:T00039803
ある市民がこのほど、フェイスブック上の自身のページに、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の創業者にして81歳の現在も現役で董事長を務める張忠謀氏が、台湾鉄路(台鉄)の電車の中で参考書を読む女子学生の横にちょこんと座っている姿を写した画像を掲載し、話題となっている。
「年商数千億台湾元の大企業のトップがまさか電車を使うはずがない」と考える人も多く、「合成写真だ」との意見も上がった。これに対しTSMCは8日、「写真に写っているのは確かに張董事長本人だ」と認め、よく台湾高速鉄路(高鉄)新竹駅まで電車を利用しているとコメントした。
今年6月、本社のある新竹科学工業園区(竹科)で大雨が降り、大渋滞が発生して張董事長は株主総会に遅刻したといわれる。張董事長は遅刻嫌いで、その後、竹科から電車に乗れば高鉄・新竹駅までわずか5分で到着することを知り、たびたび利用するようになったという。
大企業家の意外に庶民的な一面を知ったネットユーザーからは「電車で見かけたら企業経営や、電子産業の展望、健康などいろんなことで教えを請いたい」「一緒に写真を撮ってもらいたい」など、まるで人気タレントのようなコメントが相次いだ。
このほか、EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手、鴻海科技集団(フォックスコン)を一代で築き上げ、豪邸を購入し、プライベートジェットを使う郭台銘董事長も、かつて雑誌で「電気代がもったいないからこまめに電気を消せと言ったり、有名デザイナーの服は着ない」など倹約家ぶりが報じられた。
また電源アダプタなど電子部品の生産を広く手がけ、年商60億元を超える大企業、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の創業者、鄭崇華氏も昨年経営から引退した後、今では毎朝早く、公園の花に水をやりに出かけているという。
大企業トップ、特に自ら起業した創業者は、元々は普通の市民だ。庶民的な側面を残していても何ら不思議はないのだ。
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