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バイテク分野のシードファンド、民営転換前提に存続


ニュース 医薬 作成日:2012年10月11日_記事番号:T00039843

バイテク分野のシードファンド、民営転換前提に存続

 台湾のバイオテクノロジー産業の育成を目指す「台湾生技整合育成中心」(スプラ・インテグレーション・アンド・インキュベーション・センター、Si2C)は、ベンチャー企業への支援財源となるシードファンド創設のめどが立たないことから、今年11月に解散する予定だったが、行政院はこのほど、新たに今後3年で3億台湾元(約8億円)の予算を編成し、運営を継続することを決めた。11日付経済日報が伝えた。

 運営継続の方針は、今月24日に開かれる行政院生技産業策略諮議委員会議(バイオタイワン・コミティー、BTC)で正式に発表される。育成中心は1年後に民間のバイオテクノロジー企業への転換を目指す。

 Si2Cは昨年11月に発足したが、行政院国家科学委員会(国科会)は1年目の予算として5,000万元しか編成せず、その後の予算措置も講じられなかったため、存続困難に陥っていた。しかし、翁啓恵・中央研究院長らの働き掛けで、存続に向けた予算が付いた。