ニュース 電子 作成日:2012年10月11日_記事番号:T00039845
第4世代(4G)移動通信事業向け周波数帯域を業者に割り当てるオークションについて、国家通信伝播委員会(NCC)の魏学文広報担当はこのほど、「まだ最終決定はしていない」とした上で、単一業者が取得できる帯域幅の下限を設け、5メガヘルツ(MHz)を1単位として少なくとも2単位取得を条件とする考えを明らかにした。理由として、過度な周波数帯域の細分化による混乱を避けること、および4Gサービスの提供には10〜15MHzが必要で、5MHzでは生き残りが難しいとの認識を示した。なお、上限は単一業者で35MHzとなるとみられる。11日付工商時報が報じた。
市場予測によると、オークションで10MHzの帯域幅を落札するには40億〜50億台湾元(約106億〜133億円)が必要とされ、さらに後続のネットワーク構築に200億〜300億元の投資が避けて通れないことから、4Gサービスの展開には豊富な資金を抱える企業でなければ参入が難しい状況だ。
また、オークションの方式については、2段階方式が取られる見通しで、第1段階で取得する帯域幅を決定、第2段階で700MHz、900MHz、1,800MHzのいずれの帯で取得するかを決定するという。
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