ニュース 電子 作成日:2012年10月11日_記事番号:T00039847
米アップルの下請け企業で、キーボードを生産する精元電脳(サンレックス・テクノロジー)の中国・蘇州工場で最近、飲料水用の配管に塗料回収用の配管を誤って接続するトラブルがあり、従業員数百人がめまいや胸部不快感、肝機能障害など体調不良を訴えていたことが分かった。多くの従業員に血液検査で異常が認められた。10日付工商時報が中国紙・毎日経済新聞を引用して伝えた。
蘇州工場の廖瑞沢・副総経理は「9月中に健康診断を実施し、汚水の検査も依頼した。会社として責任の所在を調べており、法律に基づいて処理したい」と説明した。
サンレックスはアップルのほか、サムスン電子、ヒューレット・パッカード(HP)、聯想(レノボ)、デルなどにノートパソコン用、デスクトップPC用のキーボードを供給している。市場関係者は今回の事故による出荷への影響はないとみている。
サンレックスの深圳工場では昨年11月、従業員3,000人によるストライキが起きていた。
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