ニュース 電子 作成日:2012年10月11日_記事番号:T00039850
ファウンドリー大手、台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)の9月売上高は前月比7~12%減となった。ただ第3四半期を通じては予想よりも好調で、証券会社は、9月の減収は8月にピークを迎えた反動や、期末在庫調整、台湾元高が原因と分析した。10日付工商時報などが報じた。
TSMCは、9月連結売上高が前月比12.4%減の433億5,300万台湾元(約1,150億円)だった一方、第3四半期は前期比10.4%増の1,413億7,500万元で過去最高だった。TSMC傘下の世界先進積体電路(VIS)は9月が14億6,300万元で12%減収だったのに対し、第3四半期は前期比3.4%増の47億700万元と、当初予測のゼロ成長を上回った。
UMCは9月単独売上高が前月比7%減の91億1,300万元だったものの、第3四半期は前期比3.3%増の285億2,500万元と、過去7四半期で最高になった。
業界関係者は、10月は受注が戻り、9月より売上高が改善するものの、在庫調整期の第4四半期は5~9%の出荷減で落ち着くと予測した。
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