ニュース 電子 作成日:2012年10月11日_記事番号:T00039851
11日付蘋果日報は、宏達国際電子(HTC)の携帯用バッテリーが、充電も使用もしていない状況で突然発火するという事故が、読者2人によって相次いで投書されたと報じた。このバッテリーは購入、および他の商品購入時にプレゼントとして昨年入手されたもので、ネット上では他にも同様の事故が指摘されているという。販売代理店の先創国際によると、同製品の型番は3DVision PB−5000で保証期間は1年。
これに対しHTCは、「同製品は携帯電話購入者へのプレゼント用で一般販売はしていない。当社には消費者1人からクレームが寄せられたが、個別の事故かどうかは確認できていない。現在製造メーカーに調査を要請しており、原因が分かり次第対応策を検討する」とコメントした。
ある業者は、「携帯用バッテリーは消耗品で使用1年または充電300回で交換する必要があり、説明書にも記載されている」と指摘した。一方、台湾大学電気機械科の林宗男教授は、「携帯用バッテリーは消耗品だが、長期間使用しても充電量が減少するだけで、燃え出すというのは品質に問題があり、消費者に責任を押し付けるべきではない」と述べた。
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