ニュース 電子 作成日:2012年10月12日_記事番号:T00039875
パソコンブランド大手、宏碁(エイサー)が11日発表した9月売上高は前月比40.8%増の376億500万台湾元(約1,000億円)だった。同社によると、9月にマイクロソフトの新OS「ウィンドウズ8」(Windows8)搭載製品の出荷を開始したことが主要な要因だ。12日付工商時報などが報じた。
ウィンドウズ8搭載機種の発売開始を2週間後に控え、各メーカーは軒並み出荷を始めているが、エイサーはウィンドウズ8搭載のタブレットPC「アイコニア W510」の最低小売価格を499.99米ドルとするなど、競争力のある価格設定を行っている。ハイエンドタブレットの「W700」は799米ドルで、聯想集団(レノボ)の同級機種「ThinkPad Tablet 2」と同じ価格だが、ディスプレイサイズはエイサー11.6インチに対しレノボ10.1インチで上回っている。
エイサーは9月は好調だったものの、第3四半期通期の売上高は869億6,900万元で前期比より10.4%減となった。王振堂同社董事長は以前の業績説明会で、第4四半期の売上高は連結ベースで前期比5~10%の増収との予想を示している。
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