ニュース 社会 作成日:2012年10月15日_記事番号:T00039888
14日午後5時ごろ、太平洋に面した宜蘭県頭城鎮の梗枋漁港に8メートルに達する異常な高波が押し寄せ、2人が死亡、1人が行方不明となった。目撃者は「波は突然押し寄せ、逃げる暇がなかった」と証言した。15日付蘋果日報が伝えた。
死亡したのは、波で転覆した乗用車に乗っていた宜蘭市の男性(35)と身元不明の釣り客(男性、推定50代)の2人。このほか、宜蘭市の女性釣り客(47)が行方不明となっている。
中央気象局によると、台湾北東部沖は最大瞬間風速が17~21メートルに達する強風が吹いており、台風に吹き込む風の影響で、波やうねりが高い状況となっていた。台湾では今回のような突然の大波を「瘋狗浪(フォンコウラン、狂犬のような波の意)」という俗称で呼んでいる。
宜蘭県政府消防局は「悪天候時、台風接近前後、秋に北東の季節風が吹く日には、風と波が不安定になるため、磯釣りは避けてほしい」と呼び掛けた。
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