ニュース 電子 作成日:2012年10月15日_記事番号:T00039898
台北市電脳商業同業公会(TCA)が12日発表したIT業界の景況感調査によると、台湾企業の第4四半期の景気への期待指数(CEI)は1.15ポイントで、過去2年で最も低い数値となった。景気に対する見方では、「やや悲観」「悲観」「非常に悲観」などの合計回答が61%に達し、前期より11ポイント悪化した。14日付蘋果日報などが報じた。
一方、「楽観」と「やや楽観」の回答は計20%で前期より3ポイント下落した。業界別で楽観視する回答が多かったのは、通信、オプト・AV、部品を含むクラウドコンピューティング関連で、こうした業界はクリスマス商戦もあって強気の見方をしている。なお、システム開発、パソコン周辺機器、ストレージなどの業界は、マイクロソフトのOS「ウィンドウズ8」(Windows8)搭載機種の価格設定が比較的高くなることから、消費者の購買意欲に影響するとして、悲観的な見方だ。
同調査は9月17日から10月1日までの期間中、6月に開催された台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)出展の1,276社を対象に行われ、335件の回答を得た。
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