ニュース 電子 作成日:2012年10月15日_記事番号:T00039902
ノートパソコン受託生産大手は、今年通年の出荷台数が軒並み昨年を下回る可能性が出てきた。証券会社は第4四半期について、10月はマイクロソフト(MS)の次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows8)」搭載機種の出荷で、9月に引き続き高水準が見込めるが、11~12月は在庫積み上げ需要が下火になり、勢いは弱まるとの見方を示した。13日付工商時報が報じた。
広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は、通年の出荷目標を前年比5%増(5,720万~5,775万台)としているが、第1~3四半期の累計は約4,050万台で、達成には今期、前期比で25%以上の大幅増が必要となる。
緯創資通(ウィストロン)は先日、通年成長率目標を10%から5%に引き下げ、約3,300万台とした。それでも達成にはクアンタと同じく今期に前期比25%成長が必須だが、市場ではほぼ不可能とみられている。
仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は通年出荷予測を既に「前年比横ばい」へ下方修正しており、英業達(インベンテック)も前年を下回る可能性がある。
一方、和碩聯合科技(ペガトロン)は華碩電脳(ASUS)からの受注増、および東芝と宏碁(エイサー)からの受注獲得で、第1~3四半期累計が既に通年目標ラインを超えている。
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