ニュース 電子 作成日:2012年10月15日_記事番号:T00039903
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)は、主要顧客のクアルコムからの受注ピークが当初予測の第3四半期より遅れたことを受けて、第4四半期の設備投資の縮小を決めた。台湾半導体メーカーで設備投資を縮小したのは、最近では同社のみだ。これにより、ASEの通年の設備投資額は当初計画の8億米ドルを下回る見通しとなった。15日付経済日報が報じた。
ASEは7〜8月、顧客の要求に応じてワイヤーボンダーやハイエンドダイボンディング、フリップチップ封止設備を増設した。しかし、第4四半期は、成長率が前期を下回る恐れがあることや、半導体産業が在庫調整期に入ること、川上のファウンドリー業界が今後2四半期の景気を慎重視していることなどから、新機種への買い替え程度の数千万米ドル規模に済ませる予定だ。
一方、矽品精密工業(SPIL)は、主要顧客20社からの受注は増加しているため、今年の設備投資予定額175億台湾元(約470億円)に変更はなく、詳しくは今月30日に行われる業績説明会で発表すると表明した。
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