ニュース 電子 作成日:2012年10月15日_記事番号:T00039904
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は12日、電子ペーパー大手、元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)および同社傘下の韓国ハイディスと期限10年のクロスライセンス契約を結んだと発表した。アップルが発売するとされる小型のタブレット型パソコン(通称・iPad Mini)向けにIPS方式パネルを生産していると観測されているが、今回ハイディスからFFS方式の広視野角パネル技術を獲得することでこれまでの特許面における不足を補うことができる。13日付工商時報が報じた。
AUOは今回の契約について「ハイディスのFFS技術は広視野角、省電力、高コントラスト、高解析度などに強みを持っており、当社の広視野角技術向上に有益」と説明している。
また、元太が液晶モジュールの組み立てサービスをAUOに、AUOがTFT基板を元太とハイディスに提供し、電子ブック、タブレットPCなどFFS方式パネル技術を基礎とする市場で発展を図ることでも合意した。
劉思誠・元太董事長は12日、今年は電子ブック、タブレットPCの売れ行きが好調なことから、同社通年売上高は大きく伸びるとの見方を示した(12日=中央社)
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