ニュース 金融 作成日:2012年10月15日_記事番号:T00039907
台湾の銀行の今年年初から10月第2週目までの協調融資(シンジケートローン)は台湾元建てが前年同期比26%減の4,517億3,500万台湾元(約1兆2,000億円)、米ドル建てが同15%減の86億4,000万米ドルだった。件数は計143件で、同28件減少した。13日付工商時報が報じた。
昨年からのDRAMや液晶パネル産業の低迷を受け、今年上半期に100億元を超える協調融資は少なく、規模が最も大きかったのは中国鋼鉄(CSC)傘下、中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)に対する300億元だった。銀行別では台湾銀行が最多で、中龍鋼鉄のほか、統一企業(ユニプレジデント)の中国持ち株会社、統一企業中国控股(ユニプレジデント・チャイナ・ホールディングス)や製紙大手の永豊餘造紙への協調融資に加わった。
一方、過去2カ月の協調融資43件の多くが中国、香港企業向けだった。銀行関係者は、中国より金利が低いためと指摘した。
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