鴻海科技集団（フォックスコン）傘下の３Ｃ（コンピューター、通信、家電）製品販売、賽博数碼広場（サイバーマート）の台北１号店が12日、台北市の京華城購物中心（リビング・モール、松山区八徳路四段）でテスト営業を開始した。鴻海の邢治平・広報担当は、11月にも正式オープンする可能性があり、その際、同グループが市場に投入すると観測されている60インチ液晶テレビも発売すると表明した。13日付工商時報が報じた。
サイバーマートの展開について邢・広報担当は、大型店の「Cyber 3C+」は現在10カ所の拠点で交渉が最終段階に入っており、10月末〜11月初に基隆市、台北市内湖区、新北市板橋区、同三重区に４店舗を開設することを明らかにし、今年は「Cyber Mobile」の３店舗を含めると既存の５店舗から13〜15店舗まで増やすと語った。
また60インチテレビについては「現在協力メーカーと関連作業を急ぐとともに、従業員によってテスト使用を行っており、鴻海が低価格を追求するのではなく、高い価値を追求していることを皆さんに感じてもらいたい」と説明した。
