ニュース 金融 作成日:2012年10月16日_記事番号:T00039915
金融監督管理委員会(金管会)は現在、香港上場の中国企業株(H株)が台湾株式市場で台湾預託証券(TDR)を上場させることを認めると同時に、上海・深圳の両証券取引所に上場する銘柄にも台湾でのTDR上場を認める方向で検討していることが分かった。16日付経済日報が伝えた。
現在、台湾では香港上場株のうち、H株のみTDRの発行が認められていない。
台湾の大手証券会社は、中国企業によるTDR発行解禁を見越し、既に準備作業を開始している。大手証券会社幹部は「既に多くの中国企業から台湾での上場について問い合わせがある。ハイテク分野、海外での上場先を変更しようとする企業などが含まれている」と話した。
これに関連し、陳冲行政院長は今月11日、香港H株に倣い、台湾で中国企業の上場を認める「T株」の制度を導入する構想を明らかにしたばかりだ。金管会幹部は14日、「中国登記の企業による台湾上場について、全般的な検討を進めている」と述べた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722