ニュース 金融 作成日:2012年10月16日_記事番号:T00039917
シティバンク台湾(花旗台湾銀行)はこのほど、クレジットカードの限度額についてカード別に個別設定する方式から、一定の限度額で複数のカードを作成できる方式へと変更することを決めた。これにより少なくとも100万枚の新規発行が見込め、有効カード数で300万枚を突破して中国信託商業銀行(中信銀)を上回り業界トップに立ちたい考えとみられる。16日付中国時報が報じた。
これについてシティバンク台湾の管国霖董事長は、「計画は既に進行中」と語り、今後クレジットカード保有者は、自由に新たなカードを作ることができるようになると説明した。「発行数の増加を図るためか」との質問に対しては「当行は今後も、決済額と有効カード比率を主要目標とする」と強調した。
台湾ではほとんどの銀行が一定の限度額で複数のカードを作成できる方式を採用しており、個別設定方式は主に外資系銀行が採用していた。しかし今回、台湾で23年のクレジットカード発行歴を持つシティバンクが方針転換したことで、同方式を採用するのはHSBC(香港上海匯豊銀行)のみとなった。
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