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壱伝媒の大量解雇、10万~50万元の罰金


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年10月16日_記事番号:T00039921

壱伝媒の大量解雇、10万~50万元の罰金

 台北市政府労工局は15日、香港系メディア大手、壱伝媒(ネクスト・メディア)傘下の壱多媒体娯楽服務(ネクスト・マルチメディア・エンターテインメント・サービス)、壱多媒体購物の大量解雇について、60日前までに解雇計画書の提出がなかったとして、10万~50万台湾元(約27万~135万円)の罰金を科すと発表した。16日付工商時報が報じた。


陳業鑫台北市労工局長は、壱伝媒に解雇された6人からの申し立てを受け、25日に労使調停委員会を開くと表明した(15日=中央社)

 台北市労工局によると、壱多媒体は10月1日に204人を解雇する計画を提出していたが、12日の届け出で10月中に234人へと増えた。壱多媒体購物は4日、従業員86人中47人の解雇計画書を提出した。

 壱伝媒電視広播(壱電視、ネクストTV)は当初、従業員990人のうち300人を解雇するとしていたが、12日の届け出で年内に178人へと縮小した。全従業員の5分の1を超えないことから、大量解雇労工保護法の大量解雇に当たらない。

 壱伝媒の解雇の届け出はこれまでで459人となった。