ニュース 金融 作成日:2012年10月16日_記事番号:T00039924
日本の第一生命保険は15日、資本提携を結んでいた新光金融控股の株式をすべて売却すると表明した。第一生命は2006年に新光金の第三者割当増資に応じ、70億台湾元(約190億円)を出資。その後数回にわたり増資を行い、一時は出資比率を14.9%まで引き上げた。しかし今年8月、9月に相次いで持ち株を手放し、今回の売却で完全に出資を引き揚げることになる。証券会社によると、ここ数年の外資保険会社の台湾撤退は、長期に渡る台湾の低金利および保険業での将来的な利益に対する悲観的な見通しが要因と指摘している。
第一生命による新光金株の売却は、8月にゴールドマン・サックス証券を通じて、9月にはグローバル預託証券(GDR)発行を通じて行われ、それぞれ12%、9%のディスカウント価格で売却した。3回目となる今回の売却金額は20億9,400万元でディスカウントは約8%。
今回の売却について新光金は、「第一生命によって売却された株式は新光グループ傘下企業が取得し、第一生命との業務提携に変わりはない」と説明した。
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