ニュース 電子 作成日:2012年10月16日_記事番号:T00039932
16日付工商時報が韓国メディアの報道を基に伝えたところによると、サムスン電子幹部がこのほど、アップルより中央処理装置(CPU)の主要サプライヤーから同社を外すと通知を受けたことを明らかにした。市場でも最近、アップルが次世代CPU「A7」の生産を台湾で行うとの観測が出ており、サプライヤーには、▽台湾積体電路製造(TSMC)▽日月光半導体(ASE)▽矽品精密工業(SPIL)▽景碩科技(キンサス・インターコネクト・テクノロジー)──の4社が挙がっている。
証券会社アナリストは、アップルがCPUサプライチェーンを来年下半期に台湾へ移し、その商機は25億〜30億米ドルと予測している。来年TSMCが設備投資を100億米ドルに引き上げ、ASE、SPIL、キンサスも今年を上回る投資を予定していることもこれに合致すると指摘した。
サムスンはこれまでアップルのCPUを共同で開発・設計するなど緊密な関係を築いてきた。しかし、アップルのスマートフォン最新機種「iPhone5」で採用されているCPU「A6」は依然サムスンが生産しているが、その設計はアップルが自ら手掛け、同時にサムスンからのメモリーおよび液晶パネル調達を大幅に削減したとされ、「脱サムスン化」を進めているようだ。
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