ニュース 金融 作成日:2012年10月17日_記事番号:T00039939
17日付工商時報によると、東京海上ホールディングスが中国信託金融控股(中信金)または同社傘下の生命保険会社、中国信託人寿保険に出資するとの観測が出ている。出資額は200億台湾元(約540億円)とされるが、中信人寿関係者は「よく分からない」とコメント。一方、金融監督管理委員会(金管会)は「現在のところ申請は受けていない」とした上で、(事実とすれば)論理的に考えて出資対象は中信金控となるとの見方を示した。
実際に東京海上が中信金に200億元を出資した場合、出資比率は8%前後となる。業界関係者によると、裕隆集団と合弁で台湾に損害保険会社、新安東京海上産物保険を設立しており、生命保険業への投資を拡大する可能性はあると指摘している。また中信金を経営する辜一族が日本に人脈を持つことも観測の信頼度を高めているようだ。
ただ新安東京海上産物保険の関係者も同投資計画について「聞いたことがない」と答えている。
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