ニュース 商業・サービス 作成日:2012年10月17日_記事番号:T00039945
気温の低下に伴い、コンビニエンスストア業界でおでんシーズンが到来している。萊爾富(ハイライフ)が「麻辣(山椒+とうがらし)味」をメニューに加えたり、全家便利商店(台湾ファミリーマート)も専用機器の大幅な増設を進めるなど、各社が商機獲得に向けた対策を打ち出している。なお統計によると、コンビニでのおでん販売額は毎年40億台湾元(約108億円)に迫り、他の販路を大きくリードしている。17日付工商時報が報じた。
セブン−イレブンは今年、おでんを1年を通じて売れる人気商品に育てている。夏はあっさりとした野菜をメインに据えて好評を得てきたが、今後は昨年末に発売した麻辣味をメインへと転換する予定で、通年のおでん売上高で50%増を目指す。
今年麻辣味を初めて投入するハイライフは、既に700店舗以上におでん用機器を設置しており、「鮮食」(弁当など調理済食品)の業績アップを狙う。「最近おでんの売り上げが目に見えて増えている」というファミマも、既に1種10元のキャンペーン実施中だ。
なお、おでんを販売していないOK超商(OKマート)も、台湾風煮物メニュー「滷味燙」の販売店舗を増やす予定だ。
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