ニュース 建設 作成日:2012年10月17日_記事番号:T00039948
8月に導入された不動産の実売価格登録制度に基づく取引記録の照会が16日から可能になり、北部では不動産仲介業者による当初の提示価格と実際の成約価格に大きな開きがあることが明らかになった。17日付聯合報が伝えた。
表示価格と成約価格の差は北部では高級住宅に限らず、一般の住宅物件でも大きかった(中央社)
内政部の「不動産交易実価査詢服務網」によると、表示価格と成約価格の差は、台北市で30%近く、新北市では40%近くに達した。中南部では両者の差は10%前後と小さかった。
このうち、台北市信義区松勇路の高級住宅「冠徳領袖」は、1坪当たりの単価が167万台湾元(約450万円)だったが、市場では200万元以上の価格が提示されており、30%近い開きがあった。
住商不動産企画研究室の徐佳馨主任は「実売価格登録により、売り主が高値を提示し、買い手が値切っている状況が読み取れる。初期にはデータベースの情報が少ないため、半年後に資料がより完全なものとなれば、住宅価格をさらに正確に知ることができるようになるはずだ」と指摘した。
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