ニュース 医薬 作成日:2012年10月17日_記事番号:T00039950
中裕新薬(タイメド・バイオロジクス)の張念原執行長はこのほど、同社が開発した抗エイズ治療薬「TMB−355」について、来年1月に米国で皮下注射投与の第2相臨床試験に入り、早ければ2016年に市場に投入できるとの見通しを示した。世界的大手製薬メーカーと提携して世界120億米ドル市場で商機を狙う。17日付工商時報が報じた。
なお中裕新薬は今年末、中国に子会社を設立し、同地で第2相臨床試験を進める計画だ。張執行長によると、TMB−355は新薬開発分野における中台産業協力の対象となっており、中国での販売申請も行う予定だ。
同新薬の開発に際し、中裕新薬は米ジェネンテック社から技術移転を受けたが、開発の過程で別の技術が必要となっている。大手メーカーから授権した場合は、発売後の利益が希釈される可能性が出ているが、張執行長は「TMB−355は台湾で開発された新薬となるため株主が得られる利益は相当なものとなる」と強調した。
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